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2012年11月

2012年11月 9日 (金)

ドレスデンの塔  由井寅子

Dscn1458

私はドレスデンにいる。

ホテルの窓にみぞれ間近の雨が降る。
その後ろにバロック調の教会が物凄いいでたちで建っている。
この物々しさと重厚感は戦争をくぐり抜けた教会だからか、
見るものは、圧倒され、そこにひれ伏したくなる。

ここにはドイツの苦しみ、ドイツの悲しみ、そしてドイツの芸術と哲学がある。
圧倒的な存在感は、ドイツの人々の心が宿っているからだろうか。

かつて百の塔が建っていた美しい都、ドレスデン。
戦争によって殆どは破壊された。
この塔は、戦争を生き残った再生のシンボルである。

政治を司る者が、本当に国の為に何ができるかを腹の底から考えなければ戦争が無くなる事はなかろう。
国民一人一人が国を守る為に何ができるかを考えなければ戦争が終わる事はないであろう。
世界の一人一人が、欲張らず、自然に生きる事を実行せねば戦争は終わらないだろう。

最も大事な事は、自分自身の内に葛藤という戦争を持たない事だ。
その為に、私は自分に問いかける。

何故苦しいのかと。
何故怖れるのかと。
何故腹が立つのかと。

答えは自分が一番知っている


————————————————————————————————————
2012年ドイツスクーリング開催中!
現地の様子を随時報告しております。
こちらからどうぞ⇒

2012年11月 8日 (木)

責めるべきものがあるならば 〜ベルリンにて 由井寅子〜

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やりきれないのだ。

この壁が、家族を友人を国を引き裂き、そして見る者の心を引き裂く。
40年の歳月を分断されたベルリン。

ベルリンよ。君が悪い訳でないのだ。
ドイツ人よ。君達が悪い訳でないのだ。
多くの人々がその時の人間の無知と愛の無い決断によって身も心もずたずたにされたのだ。

もういいんだよ。
この辺で、ドイツ人も日本人も自分達を責めるのは止めよう。
否定からは、罪の意識からは何も生まれない。

自由を求め、東ドイツから西に逃れようとした人々がここに眠っている。
一縷の望みは叶わなかった。
自由と言う理想の為に死んでいった。

彼らの心を癒すのは愛の心でしかない。
平和とは愛ある人々がお互いを尊重し合う事である。

もういい加減ドイツを責めるのは止めてくれ。
日本を責めるのも止めてくれ。
責めるべきものがあるとすれば、それは愛なき人間の心である。

一人一人がどうすれば自分から愛を発信できるか徹底して考えよう。
それにはお互いの命を尊重し合う事だ。

責める事でなくて君も私も皆も地球も、この命を精一杯生きている。
だから愛おしいのだ。
皆、一生懸命幸せを求めて生きている。
だから、涙が出るんだ。

この命を殺さないで。

一つ一つの命の尊さは、そして命の自由さは、私達一人一人の愛ある心にかかっている。
今日、私をおとしめ、誹謗する、最も嫌いな人に私は精一杯の愛を送ろうと思う。

「君の命に弥栄」と!

2012年11月 7日 (水)

ドイツの車窓より

オランダでの発表を大成功で終えられたとらこ先生から詩が届きました。

オランダからドイツに向う途中、車窓からドイツの田園風景を眺めて作られたものです。

人間について、環境について、自然と共に生きることについて、私たちも、詩に描かれた風景を思い浮かべながら、とらこ先生とともに、あらためて考える必要があると思います。

***

列車はオランダを出てドイツに入った。
ヨーロッパの冬の象徴である鉛色の雲からかすかな太陽がぼやけて見える。
列車の窓から見える村の家々には、人々が一生懸命生きていることだろう。
オランダ人もドイツ人も日本人も多くの苦しみを携え、それでも幸せを求めて一生懸命生きようともがいている。
人間はどれほどの苦しみを耐えればいいのか。どれほどの悲しみをのみ込めばいいのか。
戦争で丸焼けになったドイツの田園を眺めていた。
今は何事もなかったかのように木々は大きく茂っている。何事もなかったかのように淡い太陽の光が列車の窓にも差し込む。
牛が座ってくつろいでいる。
今夕は雨かな?
のどかだなぁ~。
福島以来、ドイツこの田園にも、多くの風車が建てられクルクル回っている。
安全を求め、理想的環境を求め、風車がクルクルまわっている。
風車の選択は正しかったのだろうか?
私のふるさと佐田岬半島には、巨大な風車が何基も備えつけられ、美しい半島を台無しにした。
いつも唸るような風音に半島に押し寄せる潮騒の音さえも消えうせる。
人間は暗闇を怖れたために、電気のない生活ができない。
電気のない生活に戻れない都会じみた人間をせせら笑うように、巨大な風車はクルクル回っている。
もう一度考えよう。本当の自然に生きる事を。
自然と共に生きる事を。
太陽が沈めば寝る。太陽が昇れば起きるこの生活。
それは、人間が退化したのではなく、最終的に辿りついた人間の知恵の生き方である。
何も怖れる事はない。
ただ自然に身を任せ生きてみてごらん。
悪いようにはならないから。
あくせくせず、ただゆったりと生きてご覧。
そしたら女神がほほ笑むよ。
ほら、ここに彼女はいる。

20121104

ベルリン・ウォール

現在、とらこ先生はオランダのカンファレンスでの講演と、ドイツスクーリング・日独ホメオパシー国際カンファレンスにて講演するため、ヨーロッパに行っています。オランダでのZenメソッド講演は、スタンディングオベーションの中終了するなど、大変すばらしく、衝撃的な講演だったと聞いております。詳しくはホメオパシー新聞の記事をご覧下さい。

11/2(金)オランダのカンファレンスにて由井会長が発表!Zen(禅)メソッド大反響となる!!

その興奮冷めやらぬまま、昨日、とらこ先生とスタッフ一行は、ドイツのベルリンに入り、ホメオパシーファンなら誰でも知っているレメディーが作られた場所、ベルリンウォールに行きました。スタッフからの報告をここに掲載したいと思います。

2012110601

***
1949年にベルリンの東西を分ける壁が作られ、1989年に取り壊されました。
急に引き裂かれたベルリンに住むドイツ人達。
壁がある40年間は、東から西へ逃亡しようとする人々の多くが射殺されたそうです。
現地には人々の白黒写真が飾られていますが、それが、その人々だそうです。
とらこ先生が立たれている墓地も、その人々が埋葬されている墓地です。
墓地の遠方に見える塔から、射撃が行われていたそうです。
今となっては何のため、どういった理由でこのような物が作られたのか
全く理解ができませんが、多くの方々がここで理不尽な死に方をされたのです。
私たちは、まさにその現場に立っている・・・

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丁度、ウォーキングツアーをしている団体に出くわし、そこでの説明を少し聞いたのですが、壁が築かれたのは、本当に急で、その日以降、電話も水道もピッタリ東と西に分けられたそうです。東西で電話を掛け合いたくとも、3時間、6時間と待たねばならなかった。とガイドが言っていました。

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何とも物悲しく重い空気が漂う場所でした。
皆で、ベルリン・ウォールのレメディーを摂りました。
***

本日、日本からのドイツスクーリング一行が合流し、これからハーネマン生誕地などを巡るドイツスクーリングが始まります。そして週末には日独ホメオパシー国際カンファレンスも開催されます。現地からまた報告がありましたら、こちらでも報告しますね。

日独ホメオパシー国際カンファレンスの特設ページはこちら

2012年11月 6日 (火)

ワクチン接種後死亡事件の裏に、向精神薬のずさん処方

9月29日に、第13回JPHMAコングレスでも発表された小倉謙さんからの情報です。
そこに私たちが見落としてはならない「向精神薬」についての重要な事実がありま
したので、引用紹介させて頂きます。

【以下小倉謙さんからの情報から引用します】

情報提供

市民の人権擁護の会 日本支部
世 話 役: 小 倉 謙

日本脳炎の予防接種直後に10歳の男児が死亡した問題に関し、10月31日に厚生労働省の小委員会が開かれ、ワクチンと死亡の因果関係について専門家からの意見が出された。

ワクチンの安全性ばかり注目が集まっているが、それ以上に看過できない問題がこの死亡事例をきっかけに明らかにされた。それは、死亡男児に対して併用禁止されている向精神薬が処方されていたということである。

厚生労働省によると、男児は広汎性発達障害及び夜尿症の治療として以下の3種類の向精神薬が処方されていた。

・ピモジド(商品名:オーラップ)
http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1179022C1034_1_06/
・塩酸セルトラリン(商品名:ジェイゾロフト)
http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1179046F1028_2_05/

・アルピプラゾール(商品名:エビリファイ)
http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1179045B1021_1_17/

ピモジドと塩酸セルトラリンは併用禁忌である。
また、発達障害の興奮を抑える薬として、抗うつ薬SSRIのジェイソロフトが処方されていたのも理解できない。
第一、塩酸セルトラリンやアルピプラゾールは小児に対して安全性が確認されず、適応外処方のはずである。

報道によると、男児の母親はこのように話している。

「かかりつけ医を信頼しており、指示通りに飲ませていた。併用禁止とは知らなかった」

これこそが、当会が以前から説明している、子どもに対する安易な向精神薬処方被害の典型的事例である。親や教師の多くが、子どもに処方されている向精神薬の危険性について情報を知らない。医薬品添付文書の注意すら守れない精神科医が、根拠のない多剤大量処方などの問題処方を子どもにまで行っている。

この処方が男児の死亡に結び付いたのかはまだわからない。
しかし、このようなずさんで危険な処方が見過ごされ、親にも正しい情報を与えないまま簡単に子どもに向精神薬が処方されている実態は決して許されるべきではない。
さらには、発達障害の過剰診断も問題になっている。
発達障害の診断基準となるマニュアル(DSM)第4版を編纂した責任者自身がこう警告している。

「一般的な個性であって病気と見なすべきではない子どもたちが、やたらに過剰診断され、過剰な薬物治療を受けている」―アラン・フランセス(DSM-IV編纂責任者)

このような悲劇が繰り返されることのないことを祈るばかりです!

参考:このテーマを取り上げた最近の報道

http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3213.html

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=66961

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=58777

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=59077

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=59547

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=59719

【引用ここまで】

なお、5月5日にCHhom各校を中継で結んで行なわれた小倉謙氏の講演会と、小倉謙さん&とらこ先生の対談が収録されたDVD「数字で見る日本の精神医学の実像」が10月に発売されました。
知らなかったでは済まされない精神医学、抗精神薬についての本当に大事なお話です。
当日講演に参加されなかった方は、ぜひご購入、ご視聴ください。

▼ホメオパシー出版 新刊・書籍・DVD情報ページリンク
http://www.homoeopathy-books.co.jp/shinkan.html

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