日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)代表団がブータン国王のワンチュク国王陛下と陛下の祖母(アシ・ケサン・チョデン第三代国王妃)と拝謁について、1時間40分の拝謁にとらこ先生と同席したJPHMA都築明美理事から詳しいその時の詳細を伺いましたので、本当に素晴らしいお話なのでシェアします。
インドとブータン訪問中のとらこ先生をはじめJPHMA代表団が王室の健康ケアにホメオパシーを取り入れているブータン王国を訪問し、3月5日、ワンチュク現(第5代)国王陛下とチョデン第3代国王妃に拝謁しました。実は、ワンチェク国王陛下との拝謁には様々なドラマとミラクルが重なりました。
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ブータン王室のホメオパシーでの主治医となったのは、33年前にチョデン第3代国王妃の足の壊疽を見事に治癒に導いたことに始まります。
ところが、今回のインド・ブータンツアーに出発する前日、日印カンファレンスでも発表予定で、ブータンでの第3代国王妃との拝謁にも同行予定だったプラサンタ・バナジーさんが重篤な病に倒れられ、急きょ同行ができなくなったため王室との面会もできなくなったという大変ショックな連絡が入りました。とらこ先生がすぐにプラサンタ・バナジーさんと面会をし、「この件は心配しないでください。きちんと療養してください。あなたは、日本のホメオパスにとって、ホメオパシーでの癌治療に光を与えた素晴らしい方であり、私たち日本人ホメオパスが心から感謝しています」と伝え、氣を入れた塩をなめてもらい、手を握り、氣を入れました。その後それが功をなしたのかどうかわかりませんが、少しずつ回復し食べられるようになっていきました。そして、とらこ先生は自分たちでなんとかできないかと考え、ブータンの王室あてのお手紙を書きました。実はその手紙、ホメオパシーではなく自然農に取り組んでいることを書いたことが偶然、国王陛下の目にとまり、なんと、ブータン滞在中に、ホテルに王室から連絡があり、急きょ、ワンチュク国王陛下と、とらこ先生、そしてJPHMA理事を含む7名が、第3代国王妃だけでなく国王陛下との拝謁できることになりました。そして、その拝謁は、予定時間を大幅に超える1時間40分以上にわたり、様々な話題をワンチュク国王陛下と、とらこ先生がお話しされたそうです。
その間にも国王陛下の指示もあって、市内の寺院を見学していたJPHMA、CHhom一行の通訳に連絡され、この国王のいる王宮にすぐに来るようにとおっしゃってくれました。そして21名は王宮の中庭で待機していました。拝謁後、ワンチュク国王陛下と、とらこ先生、JPHMA理事の皆さん、JPHMAのカメラマンが一緒に出てこられ、中庭で王室のカメラマンによるワンチュク国王陛下と今回訪問の27名との記念撮影となりました。その時に王室のカメラマンが撮影されたこの写真が皆にシェアしていただくために滞在先のホテルに届けられました。
幸せの国ブータンでのさらに詳しい話は今度の土日から始まる全国ツアー「心も、体も、楽になる “楽に生きよう”セミナー」でとらこ先生が話されるそうです。講演会にもぜひお集まりください。
http://www.homoeopathy.ac/11reserve/2015spring.php
以下、ブータン国王と とらこ先生の拝謁の時の内容も素晴らしかったので一部紹介します。
ワンチュク国王への由井寅子会長を含むJPHMA代表6名の拝謁は、予定時間を大幅に超える1時間40分以上にわたるものとなりました。まず、ワンチュク国王陛下自身の口から力強く「私はホメオパシーを支持します」と仰られ歓迎してくれました。国王陛下は、農業にも強い関心をもっており、作物を植えたり収穫したりするタイミングについてとらこ先生に質問し、とらこ先生は月の満ち欠けに応じた作物の定植や収穫について説明するとともに、農業暦でもある『星のカレンダー』(日本豊受自然農)について説明すると関心を示されていました。その後、日本豊受自然農の農作業の様子をDVDで観ていただき、36種類の種キットを贈呈したところとても喜ばれました。
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またホメオパシージャパン36基本キットと英語版の『ホメオパシーin Japan』を贈呈したところ、第3代国王陛下からとらこ先生のサインを求められました。とらこ先生は「第3代国王陛下は、ブータンを近代化したが、早くに亡くなり、王位を受け継いだ第4代国王は、近代化だけが大切な事ではない、とブータンのほとんどを国立公園にし、オーガニックの農業を勧め、ブータンのスピリットが残るようにした。素晴らしい事をされた」と国王陛下に伝えられました。また、とらこ先生が「ブータンは、ブータン人のスピリットを忘れずに持っていて、私にとって母国の様に感じます」と話しましたら、国王は嬉しそうに、「日本人は皆、その様に言います」と仰っておられました。国王は、無農薬農業と庭仕事がお好きであられるそうです。国王陛下は「信仰心と愛国心のあるブータン人は強いと信じている」と仰っていました。
国王陛下との拝謁終了後、陛下の祖母で第三代国王妃の、アシ・ケサン・チョデン太皇太后の住居に参加者全員が招かれ、アフタヌーンティーのおもてなしも受けました。夢のようなことです。
さらに、すごいことに、王室の中で、体調がすぐれない、王室の僧侶と占星術師を、とらこ先生に見てほしいという依頼があり、急きょ、王室で、ホメオパシー健康相談が行われました。そして1度ホテルに戻った後に、その健康相談の様子を見られていた第三代国王妃が感心され、王室のファミリーの中でも体調の悪い他の方も、とらこ先生にみてほしいという話がありました。しかしその日がブータンの占星術では、その方々にとっては、ホメオパシー治療には適した日ではなかったため実現しませんでしたが、次回ブータンを訪れた時には、ロイヤルファミリーへのとらこ先生の健康相談も実現するかもしれません。このようにホメオパシーや自然農などを通じてのブータン王国と日本との友好交流にJPHMAやホメオパシー自然農が貢献できたこと、そして全員が国王陛下に拝謁できたことは本当に素晴らしいことです。インドでも様々なミラクルや大きな成果がありましたので、そちらの方もまた別途報告させていただきます。
とらこ先生は「このようなきっかけをつくってくれたコルカタの偉大なるホメオパス、バナジーファミリーに、心から感謝を申し上げたい。そして1日も早い回復を願い皆で祈ります。」と、言っておられました。