ホメオパシーの源流は錬金術に有り!『アルキドクセン』出版記念講演開催!!

2013年6月30日(日)、7月14日(日) 2回にわたって、西洋錬金術の歴史において最も有名な、パラケルスス著『アルキドクセン』のホメオパシー出版からの邦訳本出版を記念して、翻訳者による特別講演会が開催されます。

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講演者の澤元亙氏は、古典ドイツ語、医学史などの翻訳・研究家として知られ、とらこ先生の監修の下、ホメオパシー医学の祖ハーネマンの『医術のオルガノン 第6版』、『慢性病論』の古典ドイツ語からの翻訳も行っています。パラケルススの翻訳は、ホメオパシー出版からは『医師の迷宮』『目に見えない病気』に次ぐ3冊目となります。

『医師の迷宮』は、とらこ先生を触発し、当時運営していたRAHホメオパシー専門校を刷新し、CHhomホメオパシー「統合医療」専門校を開校への決心、きっかけとなった本とされます。

そしてもう1冊の『目に見えない病気』は精神疾患の原因とその治療法について書かれた古典的名著であり、この智恵があれば、現代に愚かな向精神薬で精神疾患を治療しようとする過ちは起こさなかったでしょう。ぜひ、これを機会にこの3冊を読んでほしいと思います。

3冊とも日本語版監修者として、とらこ先生がまえがきを執筆しており、『医師の迷宮』『目に見えない病気』の2冊はホメオパシー出版ホームページから、無料で立ち読みが可能です。本当に読まれるべき内容のものですのでぜひお読みください。
http://www.homoeopathy-books.co.jp/cart/hp/index.php?m=prod_detail&out_html=detail_hp&syo_mas_num=PB076A
http://www.homoeopathy-books.co.jp/cart/hp/index.php?m=prod_detail&out_html=detail_hp&syo_mas_num=PB112A

なお、6月30日(日)には、とらこ先生は、当日英国で、外国人、日本人とも対象にライブ講演会『難病大国日本から学んだZenホメオパシー 「ガン、発達障害、リウマチ、膠原病、放射能問題などのケース」を講演です。

▼CHhomで教鞭をとる斉藤啓一氏による書評はこちら
http://www.homoeopathy-books.co.jp/pdf/PB112A_review.pdf

▼とらこ先生 英国講演

(欧州にお知り合いおられる方はぜひご紹介ください)
http://www.rah-uk.com/events/2013-06-30.html

500年も前に書かれたことを感じさせないほど、生き生きとしたものを感じる本です。また、このように慧眼に満ちた医学の本が書かれていることは驚きに値します。ただ、パラケルスス自身、当時普及していたアロパシー医学(近代西洋医学の前身)を辛辣に批判し、対立したため、当時の医療利権の人達から攻撃され、48歳の若さで亡くなりましたが、頭蓋骨には外傷の痕があり暗殺されたのではないかと言われています。パラケルススの書は、 現代の『医学』『医療』の根本問題に通じている内容であり、現代の医師や医療関係者が心を開いてこれらの3冊を最後まで読むことは至難の技かもしれない。

ホメオパシー出版は、パラケルススのように、埋もれてはいるが価値ある良書を出版していくもとも目的の1つにとらこ先生が創設した出版社です。今後も、本当に価値ある本を発掘し、または企画・編集し世に出していってほしいと思います。

なお、講演会参加者向けに、当日は「澤元亙翻訳本フェア」も開催されます。名著『バイタリズム』『ホメオパシック・ラブストーリー』『晩年のハーネマン』など、澤元氏翻訳の一部の書籍のセールも開催されます。
    

■ ホメオパシーの源流は錬金術に有り!『アルキドクセン』
~賢者の石など伝説のアイテム群の作り方を一挙公開~

http://www.homoeopathy-books.co.jp/
パラケルスス 著
澤元亙 訳
2,940円(税込)

西洋錬金術の歴史において最も有名な、パラケルスス著『アルキドクセン』の邦訳です。大ヒットアニメ『鋼の錬金術師』や大ヒット映画『ハリーポッター』にも登場する「賢者の石」の名前を一度は聞いたことがある人も多いことでしょう。本書には、パラケルスス自身によって実際に使用された医薬、すなわち、秘薬(アルカナ)と呼ばれる第一物質・賢者の石・生命の水銀・チンキ剤、そして、さまざまな種類の第五精髄(クインタエッセンティア)・霊薬(エリクシール)・変成物(マグナリウム)・特効薬などのつくり方が説かれており、錬金術による製薬術を語る上で欠かすことのできない歴史的な書です。

■『医師の迷宮』

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http://www.homoeopathy-books.co.jp/cart/hp/index.php?m=prod_detail&out_html=detail_hp&syo_mas_num=PB076A
由井寅子ホメオパシー博士を触発し、CHhom開校のきっかけとなった本。真の医学はパラケルススにおいて完成しており、類似の法則だけを取り上げてみても、ハーネマン、ラーデマッハー、バッチらが、パラケルススの完全な類似の法則からその断片を発掘し、それぞれの療法を確立したとも言えます。そんなパラケルスス学説のエッセンスを要約した形でまとめられている本書は、医師(ホメオパス)を目指す者にとってのバイブルと言えます。

■『目に見えない病気』

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http://www.homoeopathy-books.co.jp/cart/hp/index.php?m=prod_detail&out_html=detail_hp&syo_mas_num=PB112A

『医師の迷宮』に続くパラケルスス第二弾!
精神疾患の原因とその治療法について書かれた古典的名著!
同時代の精神の病理に挑むパラケルスス。錬金術的医学という独自の視点から人間を ホリスティックにとらえる本書は、宗教心理学、精神医学の古典であるだけでなく、 21世紀の統合医療のあり方を考える上でもヒントとなるでしょう。とりわけ、多くの病気の根本原因は目に見えない間違った信念にあるとした洞察は圧巻。 1531年にこのような深い病気の核心が語られていることに驚かされます。