ICH&ECCHジョイントカンファレンス2日目、とらこ先生の発表が行われました。

昨日に引き続きここロンドンでは世界のホメオパスたちが集う欧州ホメオパシー中央評議会(ECCH)と国際ホメオパシー評議会(ICH)のジョイントカンファレンスが開催されており、とらこ先生は日本のホメオパス代表として出席しています。
カンファレンス2日目はロンドン南東部ケニントンにあるRoots&Shootsで行われました。
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会場に入ると世界各国のホメオパスたちがとらこ先生を歓迎し「OHーTORAKO!」と久しぶりの再会を喜んでいました。
本日もオランダやスイスなど各国のホメオパスが発表していく中、いよいよとらこ先生の出番がやってきました。テーマは「日本におけるホメオパシーの法的状況」です。
最初にホメオパスでもあり農民でもあるとらこ先生ならではの自己紹介からはじまり、まずは日本におけるホメオパシーのあゆみについてを紹介。
まだホメオパシーという言葉もなかった20年前、はじめて日本にホメオパシーを持ってきたとらこ先生。そこからホメオパスの学校や協会などを次々と立ちあげ2005年にはホメオパスの職業保険を修得し、日本のホメオパシーは目覚ましい発展を遂げてきました。
これは世界的にも類を見ないことで、ICHのスティーブゴードン書記官も「これは日本におけるホメオパシーの偉業だ」と称しています。
とらこ先生が切り開いた日本のホメオパシーの激動の道のりにホメオパシーの本場であるヨーロッパのホメオパスたちが改めて感心している様子はひしひしと伝わってきました。
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とらこ先生はこの国にホメオパシーを根付かせるために、まずは一般の人たちに広めること、国民がホメオパシーを支持するように力を入れて来ました。
その結果、日本のホメオパシー人口は15万人を超え、とらのこ会員も3万人を超えるほどになったのです。
これは今回のテーマの「ホメオパシーの職業規制」を考えるうえでもキーになるのではないかと思います。
とらこ先生の今回の発表の中心は、日本でホメオパシーが統合医療に入るまでの経緯について。
日本では2010年に厚生労働省にとらこ先生が出向き、ホメオパシーの説明をし、資料や署名、症例集などを提出した結果が実り、とらこ先生はじめとするJPHMAの努力と国民のホメオパシーを求める声が実を結び、ホメオパシーは16の代替療法の1つに入りました。
また2010年ホメオパシーバッシングが起こった際の事例についても触れられ、バッシング以降、国との交渉を経て日本のホメオパシーの合法性が定められましたが、レメディーの販売と教育療法を完全に分けたこと、ホメオパスを緊急に集め国の指導に従うよう徹底したこと、3か月ですべての対策を終えたことなど、とらこ先生がとった迅速で的確な対応はヨーロッパのホメオパスたちにとっても成功したモデルケースとして参考になるものだと思います。
最後に先日とらこ先生が相談会を行ったエリッククラプトンさんのtear’s in heavenに乗せて東日本大震災の時にJPHMAが行った支援活動の模様を上映すると涙を流すホメオパスたちの姿も多くありました。
またJPHMAの活動を全面的にサポートするというエリッククラプトンさんのコメントにはホメオパスたちも驚いているようでした。
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司会のECCHの会長のクリスティンさんは先生の発表終了後、感動のあまり進行を止めて、「あなたの発表に感動してハグせずにはいられない…」と思わず駆け寄りとらこ先生にハグをしてもらう様子が印象的でした。
もしかしたら他のホメオパスも同じようにとらこ先生に抱きしめてもらいたかったかもしれません。
他にも「あんなすばらしい発表を聞いた事がない」「感動して泣いてしまいそうでした」といってとらこ先生のもとにやってくる方も多くいらっしゃいました。
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今回のとらこ先生の発表をきっかけに日本におけるホメオパシー、とらこ先生の活動を伝えることができたのではないかと思います。
またここから新たなホメオパシーの和が広がることを強く確信した一日となりました。
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とらこ先生とヨーロッパのホメオパスたちがこれからも手をとりあって歩んでいきます。