「SPIRIT NATURE HEALING(霊魂、自然、癒し)シンポジウム」2日目の様子

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2日目は、ロジーナ・ゾンネンシュミットさんによる学術発表から、始まりました。「治癒とは認識への道」というテーマで、根本的な人生についての癒しというものは、本人の気づき(認識)により起こる。

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絵画療法、ホメオパシーを組み合わせて、病気や人生のテーマを克服したいくつかのケース、さらにロジーナさんが余命を宣告された中から、ある友人のご主人の言葉によって、自らの気づきによって死を克服した体験なども感動的なケースで、多くの方が涙されていました。最初は躊躇する人が多いようですが、絵画療法などでも、いったん描くこと取り組んでみることから癒しが起こる、ロジーナさんが推薦するように、絵を描くこと、書を搔くこと、楽器を演奏すること、歌を歌うことなど、まずアートに取り組んでみるとことが大切という提案は一考に値するものと感じました。また、週一は食べたいものを食べて、心に余裕を持たせて、食事療法に取り組むなどロジーナさん流のユーモアにつながるヒーリングの知恵も垣間見られました。アートとホメオパシーのコラボなどヒーリングの新たなる可能性を感じる講演で拍手喝采の中締めくくられました。

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スクーリング参加者の声
朝一番のロジーナさんの講演、とにかく感動的でした。ここで今日きけたこととてもありがたく思います。彼女の患者さんへの数々のアプローチはすべて本当の自分を自分の力で見つけていくということ素晴らしいやり方だと思います。「薬をとることは誰でもできること 自分の治療で治っていくには自分でそうなるように選択してやっていかなければならない」という言葉に感動しました。そしてこれは他のかたの講演に通じるテーマでもありました。寅子先生の講演でお母さんのインチャ癒しの場面での先生の声かけに号泣してしまい指で涙を拭っていたところに隣の席のドイツ人の男性がさりげなくティッシュを渡してくれて嬉しかったです。寅子先生は「この講演を全部で4回も聞く事になるんだ、君らしんどいだろう」と冗談交じりにおっしゃっていましたが これあと3回も見られるの!?すごいラッキー!という心境です。素晴らしいドイツのカンファレンスでした。通訳の方々にも深く感謝します。」
●今日の講演会は、とても内容が深く、ティッシュが離せませんでした。ロジーナさんの講演を聴講して、セラピーの1つにお茶を患者さんに飲んでもらうケースでお茶の味が青臭さというお茶を飲む文化のない人達が、緑茶の知識に興味を持ち、それぞれが楽しみをお茶を通して見つけ出す話を聞いて、絵を描くことや詩を書くことが段々と心が癒される糸口となり、自分が長年茶道をたしなんでいても、本当に心から楽しんでいなかった。親から無理矢理習わされて、辞めると言い出せずに続けていた自分のインチャに気づきました。自分が心の底から好きではなかったことが思い出され、泣けてきました。外国の人に茶道を広めるのにたずさわる機会があるのですが、いつでも言い訳を見つけては参加したくない原因が分かってきました。茶道を通しての人間関係が嫌で、心の底が好きでやっていなかったのです。寅子先生の発表されたケース、それぞれに自分の過去にも共通する点がありすぎて、腹の底が痛くて苦しかったです。ただ涙・涙でした。インチャコースを受けても私はまだまだインチャを癒せていなくて、まだまだ山盛りインチャにどこから手を付けていったらいいのかわかりません。いつも先生方がおっしゃるように、玉ねぎの皮を一枚一枚剥いでいくしかないですね。」

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引き続き休憩に続き、とらこ先生の2日目の発表、まず最初にドイツの参加者側より「由井学長の実践している自然農の活動を教えてほしい」

というリクエストがあったため、急きょ主催側で特別に発表時間を追加、全体スケジュールを調整いただきまして、由井学長が行っておられる豊受自然農の幅広い活動や独特でユニークな土壌づくりを映像で紹介いたしました。


その画期的な農業の実践はドイツの皆様にとってとても新鮮だったようです。
驚きの声や笑いが起こり最後には大きな拍手をいただきました。
さて本テーマの「霊性の話 インナーチャイルドと心の病気の関係性」に入ります。
本日は心臓病のケースの数々を紹介し、心臓の問題を引き起こす霊的な視点や、
子供の心臓病に関係する母親のインナーチャイルドへのZENホメオパシーのアプローチを解説されました。

その画期的な農業の実践はドイツの皆様にとってとても新鮮だったようです。
驚きの声や笑いが起こり最後には大きな拍手をいただきました。
さて本テーマの「霊性の話 インナーチャイルドと心の病気の関係性」に入ります。
本日は心臓病のケースの数々を紹介し、心臓の問題を引き起こす霊的な視点や、
子供の心臓病に関係する母親のインナーチャイルドへのZENホメオパシーのアプローチを解説されました。
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由井学長がこれまで見て来た心房中隔欠損、ファロー四徴症などの難治の心臓病の問題を患っている方には共通して、地獄のような壮絶な人生を生きてきた方が多かったようです。
由井学長の相談会ケースが上映されましたが、傷ついたインナーチャイルドを抱えたクライアントの心に寄り添った由井学長の魂の通ったケーステイクは見守る参加者の心に強く響いたようです。

日本人だけでなく、ドイツ人ホメオパスもまた何人もの男性ホメオパスも皆涙を拭いながら真剣な表情で相談会の様子を見守っていらっしゃいました。
由井学長がクライアントと向き合い、母と子、そして家系全体の問題の中核に迫り、その心臓部を癒していく、由井学長の奇跡のケーステイクがこのドイツで紹介されたことは大変意義のある出来事と言えます。
クライアントのインナーチャイルドを癒すことで真の治癒に導かれること、そのためにもホメオパス自身が自分自身の心を見つめ霊的に成長していくこと、優秀でないだめな自分でも許し、受け入れ、愛すること。
日本のZENホメオパシーの奥深さ、そしてそこには深い愛が基盤にあることを目の当たりにし皆様非常に感動されていました。
会場全員からの拍手は由井学長が壇上を降りた後もいつまでも拍手は鳴り止むことなく続いていました。

▼大きな反響の2日目の発表と参加者の声
http://blog.homoeopathy.ac/2017/10/zen-62c7.html

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次に発表された治療家のガービ。シェルク氏は「どうすれば健康問題を乗り越え、健全状況を維持できるのか?」をテーマに講演され、自分の中に治癒する力が備わっていることに気づき、それを信じることの大切さに言及した素晴らしい講演でした。実際に健康問題を乗り越えられたクライアントさん本人にも登場いただいて、その経験をシェアいただく興味深い発表となりました。

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最後の締めの発表は、このシンポジウムの主催者でもある「霊媒性と治療を促進する会」の会長が「魂の治癒力」というテーマで、ハラルド・クナウス会長が講演されました。魂のことを含めて健康問題や人生の問題にアプローチすることの必要性を講演、その中で由井会長が午前に発表したケースでは先祖のカルマなどの問題を含め魂の問題にも真正面に取り組んでいる事例も引用し、治癒を目指すには、由井会長が行ったように魂の問題を含めたアプローチが必要であることや、由井会長の発表にもつながる「この世的価値観」を越えて、「霊(スピリチュアル)」的な価値観を持って治療家として取り組むべき点についても言及されました。「魂」の治療という点で、ドイツと日本において、このテーマに取り組む治療家たちの取り組みが聞け、お互いに交流でき、深く理解しあえた画期的なシンポジウムとなりました。

(スクーリング参加者の声)
「ガーヒ・シェルクさんの講演は、とてもパワフルで今まで習ったことの枝葉となる話が多くあり、とても学びになりました。ロジーナさんの講演は、寅子先生を考えの類荷が多く、より強い説得力が生まれたような感じを受けました。寅子先生の講演でくぬぎに竹粉をいれることを初めて知り、驚きました。ハラルドさんの講演の初めに、新たな交流方法に戸惑いましたが、楽しかったです。ありがとうございました。」
鶏と一緒に育ったワシのお話がとてもわかりやすかったです。由井先生以外にも魂が健康と大きく関わるという考えの方たちがたくさんいらっしゃるというのが新鮮であり、嬉しかったです。自分の限界は、自分が勝手に決めてしまっているんだなぁと改めて思いました。食事もとてもおいしく、身体が喜んでいました!ありがとうございました。」

「寅子先生はもちろん、今日は色々な方の講演を聞く事が出来 とても勉強になりました。ハナルビ クナウス会長の力強い講演は本当に楽しいSpiritの面からの深いお話が聞けて感動です。楽しい有意義なドイツ2日間でした。感謝」