すでに公開されていると大会長としての明治神宮でのコングレス全体へのメッセージに続き、今回はとらこ先生自身の2日間の学術発表内容と、その発表への思いをメッセージとしていただきました。
とらこ先生は、先月インドで開催された日印カンファレンスに おいて、世界のホメオパシーが1つにまとまるための橋渡し役を 果たし、その後、日本豊受自然農函南農場で レメディーを使う ことにより大豊作となった大豆の収穫を行い、その喜びもつかの 間に、日々のホメオパシー健康相談、そしてインナーチャイルドを 癒すセラピスト養成コースの授業をなされる中でいただいた メッセージです。
とらこ先生より コングレスでの発表へ向けて
2011年3月11日以降、私達日本人は真に何をすべきかをつきつけられたように思います。私自身被災地に4回程行きましたが、この災害の中で日本の国の復興、そして、食を司る自然型農業と、人間の復興には心を蝕む罪悪感、自己否定感、いわゆるインナーチャイルド(※以下「インチャ」と略す)で苦しんでいる人々を癒すことがもっとも大切だと思いました。
今回、私のコングレス1日目の発表では「自然型農業の実践と医原病のケース」として、無農薬、無肥料でも、50反歩を切りもりしている日本豊受自然農の農業自立の現状をDVDでお見せします。そして多くの子どもたちが、罪悪感や予防接種の副作用によって自分自身を生きられなくなっている現状に対して、ホメオパシーで心も体も治っていっているケースを、DVDをつかって皆さんにお見せしたいと思います。
私の伝えたいことの結論としては、農業にしても、子どもにしても、動物にしても、自然と共に生きることで、そのものがそのものらしく本来の生き方を生きられるようになるということです。農薬、予防接種や薬、人工化学品、食品添加物などを取り入れなくても、植物も人間も動物も環境も、さらには地球も、自ら治す力をもっているのです。
2日目には、「心の教育、愛は無敵」として、インチャを癒し、あらゆるものを慈しみ、愛する母性を取り戻すためには、自分自身を責めては、また罪悪感になっていては、母性を触発できません。日本人の抱える罪悪感はどこから来たのか、歴史を紐解きながら、インチャがなぜできたのか、その解決法を紹介し、インチャを癒せた後にある「無条件の愛」に至ったケースなどを発表したいと思います。
多くの日本人が心のふるさとに帰るためには、信仰心を取り戻し、あらゆる人、あらゆるできごとを受け入れ愛することを私たちは求められ試されているのではないでしょうか。
皆さま、JPHMAホメオパシー学術大会「愛とサイエンスの融合ホメオパシー -愛は無敵-」にぜひおいでください。
2013年11月23日 由井寅子
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