とらこ先生 水のレメディー開発のいきさつ 2020年講演より

この日本の国は、水がものすごくふんだんにあって流れています。四方八方に水脈が走っています。そして水の質が素晴らしい国だと思います。それは森があり、山があるからです。
日本版ルルドの水、日本版奇跡の水を探し求めて3年半かかりましたけれど、やっと36種類が集まりました。いろいろな神社やお寺、山に行って、「あっ、ここいいな」と思ったら水を汲んできてレメディーにしました。
私はこれらの日本の水のレメディーは、ルルドの水よりいいんじゃないかと思っています。日本というものの特質を表している水だと思っているんですね。
私の多くの患者さんは魂が傷つき、それによって病気していることが多いということがわかりました。魂が萎えていたら、生きる気力も出てこないのですよ。そのような患者さんにこの水のレメディーをとってもらいました。それでわかったことがありまして、この水のレメディーは、通常のレメディーでは届かない魂の深いところに効くように思います。
それはこの水のレメディーが霊性が高い水だけを厳選してレメディーにしているからだと考えています。霊性が高ければ高いほど、魂の深い部分に作用するように思います。
霊性の高い水というのは、そこに信仰的なものがないと霊性は高くなりません。ピュアな水というだけでは霊性の高い水にはなりません。
水にも霊性があります。水の霊性は何かといったらその場所を管轄するご神仏さまの意志、意識、精神がその中に入っているんです。水にはプラーナが宿ります。気ですね。プラーナとはいくつかあるエネルギーの一種なんですけれど、魂からにじみ出るもので、霊性と関係します。
ご神仏さまのプラーナが水に溶けて水の霊性は非常に高くなります。ですから霊性の高い水というのはその場に霊性の高い存在(ご神仏さま)がいるんだということなんです。
ということで、私がいろいろな神社やお寺を参拝し、あるいは山に登りまして、これはと思う水を汲んできまして、私の導師にみてもらいます。汲んだ水全てがレメディーになるわけじゃありません。だいたい5本汲んでくると1本が当たり、という感じ。二千メートル級の山を登って汲んできたのに、残念ということもあります。
私はその水のレメディーを3年前から患者さんに使ってきて、私自身その効果に驚いています。
先ほどもも言いましたが、多くの患者さんの魂が萎えていました。生きる喜びがない。生まれてきて一つもよいことがなかった、と思っている人が多い。待ちに待って生まれてきたら、これがこの世かとがっかりしている患者さんをたくさん見てきました。だから心が逆に叱咤激励して、「魂よ、生きようじゃないか」とやっているのです。でも魂が動かないと本当に生きようという気持ちも湧き上がってきません。だから、これといった病名は付かないけど、不定愁訴のようになんかやる気が出ない。一歩が出せない。
子どもだってどうして学校へ行きたくないかわからないのです。でも「行きたくない。何の楽しみもない」とこう言うのですよ。これは魂がしぼんでいるからです。そういう人は今とても多くなっているなと思います。
なぜそうなったのかというと、私たちの魂は目的をもってこの世に生まれますが、この目的が、善悪のあるこの世的価値観によって翻弄させられて、自分の魂の目的を遂行することができない。これが魂が萎える一番大きな原因だと思います。君は何のために生まれて来たのか、やっぱりある程度知らなければいけないのですね。
というわけでホメオパシーのレメディーは体と心に作用しますが、魂にダイレクトに作用するようなレメディーを作りたいと思っていました。そして、今までの生き方、考え方ではよくないという気持ちにさせるレメディー、一歩進んで行こうとするレメディー、そういうレメディーを作りたいと思っていました。
心が治癒していくと魂の曇りも取れていきますから、心に作用するレメディーはいっぱいあるのだから、それでいいじゃないかと言われたこともあります。そうなのですけれど、心の癖というのはそんなに簡単に治らないのです。インナーチャイルド癒しをしてもしても、なかなか治らない。そういうときに心を曇らせている生き方、考え方、この世的価値観に光を当てるようなレメディーがあればいいんじゃないかなと思ったのです。
私はときどき地方に講演に行きます。そのときは、必ず地方の神社、お寺に行かせていただき、そこにいるご神仏さまにご挨拶します。そこで講演するからには許可をもらわなければいけませんからです。住所、氏名、年齢、何月何日何時から、どこそこで、こういう内容で講演をさせていただきます。ご許可ご守護お願いいたしますと。そうすると許可をくれないときもあるのですよ。「駄目だ」とか言うのですね。「えっ!」とか思ってね、「なぜでしょうか?」と聞くと、「ここは言わない方がいい」とか教えてくれるときもあるのです。「そこはカットします」と伝えることで許可をもらえたこともありました。そういうときに、ここは霊験あらたかだなと思って手水の水を汲むとその水がすごいキラキラ光っていたりします。
また、講演が終わったらその地方にある山に登ります。山岳信仰の山をわりと選んで行きます。高い標高でもチロチロ、チロチロ湧き出ている水がすごいんだね。湧き水は掘ったものじゃないから、皆さんに提供したくて出ているものです。だからとても大事な水になります。
山に登っていて、もう精も根もつき果ててボロボロになっているときに、突然湧き水に遭遇したりして、その水を1杯頂くと本当においしくて力が出てきます。また頂上まで上がっていこうかなという気持ちになります。
このようにして水のレメディーを集めていく中で3年半かかりましたけれど、やっと36種類になりましたのでね、36水のレメディーキットができました。皆さん。私が待ち望んだダイレクトに魂に響くレメディーたちをとっていただきたいと思っております。

水のレメディー みなのホメオパシーの毎回の配信、また2020年のとらこ先生のキットの講演とも とようけTVにて動画は視聴可能です。

https://tv.toyouke.com/