みんなで種とりをしよう!「みなのテレビ」第15回は【落花生の種とり】

「みなのテレビ」第15回は【落花生の種とり】
とらこ先生が豊受農民たちと種とり作業をしながら
種の大切さについて教えてくれました。

自家受粉ではない交配種は収穫高がよくなるため、自家受粉しないタネの研究がされてきました。あるときアメリカの赤タマネギで偶然、花粉を作らない「雄性不稔」のタネが見つかったところから、交配種の生産が始まります。人工的に作られた交配種(F1種)は、作物の栄養価が下がるとも言われています。
現在、タネの輸入が進んだ日本では農家による種とりが減り、今では多くの作物がF1種になってしまいました。世界の大手企業により、農薬とタネがセット売られたり、ゲノム編集やGMO種の拡大や、タネの特許取得化などが進んでいます。今こそ農家の使命感と、国による保護が求められています。

昨今の世相では肥料の輸入も難しくなり、いずれ確実に訪れるであろう食料危機。

土壌細菌と在来種を大切にしている豊受の自然農にこそ、そこを乗り越えるヒントがありますね。
ここから日本の種子を守り、昔ながらの農業を復活させていきましょう!

~ちなみに、あまり知られていない落花生の健康効果について~
・不溶性食物繊維で腸内環境がよくなる
・トコフェロール(ビタミンE)でアンチエイジング

他にも血行促進、ガン予防、記憶力・認知力UP、二日酔い防止、血管を強くする などさまざまな働きが。ポリフェノールが含まれた、渋みのある薄皮ごと食べることで、さらに栄養価が高まるそうです。
今回は原村政樹監督のドキュメンタリー映画「タネは誰のもの」でも取材された野菜のタネとりをテーマの発信となりました
雨なので皆で落花生のタネとりを行いました
函南自然農場 野菜部リーダーでたねとり担当のかずはらさん
4月入社 新入社員のおぎのさん
新入社員のいわもとさん
唐辛子のタネは食べるだけでなく、種とりでもノドや眼も大変です。
落花生のタネ 1つ1つの作物に合わせたタネとりは手のかかる作業です
種とり用の唐辛子の房 とにかく辛ーい けど美味しい!
畑のシェフ よこたさんは 今日は炒り落花生づくりに挑戦
撮影終了後にも6月18日(土)の日本の農業と食を考えるシンポジウムから販売するのらぼうなや小松菜のたねとりを行いました

みなのテレビは毎週火曜12:00~函南町の豊受農園から旬の話題を生放送。日本豊受自然農のInstagramアカウントにて生配信しています。
みなさんに知ってほしい【食と農業についての大切な話題】が盛りだくさん! 
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5月3日(火) みなのテレビ はお休みです。

当日は10-13時予定で、GW特別企画・オンライン配信イベント「ホメオパシーDay」を開催。ホメオパス(寅子先生、松尾会長)&ホメオパシーを応援するお医者さん2名の講演会。こちらもお見逃しなく!

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