「豊受マーク」は安全の証!~スーパーから「無添加」食品が消える?~豊受自然農としての方針

突然ですがみなさんは、安心安全な食品を選ぶとき、どんな基準で買っていますか?
私たちが商品選択の基準にしている「無添加」「合成着色料不使用」「保存料を使っていないためお早めにお召し上がりください」などの表記が、今後消えてしまうかもしれません、という話題です。

政府の方針がどのように変わろうとも
日本豊受自然農としては
これまでもこれからも、
「自然で無添加なものを作り
実直にご提供していく」
「事実に即した表記を続けていく」ことを
皆様にお約束させていただきます。
「豊受マークは安心安全の証」
としてご周知いただけたら嬉しいです。

食品添加物の無添加・不使用表示をめぐって

消費者庁は3月末に「食品添加物の無添加・不使用表示に関するガイドライン」を決定。
食品の「添加物不使用」の表示が細分化されることとなりました。

https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_labeling_act/assets/food_labeling_cms201_220330_25.pdf

この決定により、食品製造業者に対し、例えば
「無添加」「保存料を使っていないのでお早めにお召し上がりください」
「天然素材」「人工甘味料不使用」などを表記できなくなるなど、
パッケージなどに表示可能な言い回しが、厳しく規制されることに。

これまで真面目に無添加にこだわって製造してきた業者にとっては締め付けが強くなり、
同時に消費者にとっては「安心安全な商品」を選びにくくなるというデメリットもあります。

消費者庁によれば、表示の厳密化によって「消費者に誤認を与えるものを減らしていく目的」とする説明がなされていますが…。(一体誰のための改正なんでしょうか…?)
表記変更の猶予期間はおよそ2年間とされているものの、実際の対応には混乱が生じそうです。

いずれにしても「安心できる食べ物が一目で選びにくくなる」というのは
避けられないのかもしれません。
日本豊受自然農としては、この制度改正については、
これからも反対を表明していきます。

ただし「事実として無添加なら処分の対象にはならない」

一方で国会での大臣による答弁からは
「食品添加物をまったく使用していないのであれば、無添加表記をしても処分にはあたらない」
との発言もありました。(3/29 衆議院での消費者問題特別委員会にて)
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&media_type=&deli_id=53862&time=7771.0

豊受自然農はこれからも「無添加で自然なもの」であることに誇りを持ち続けます

事実として豊受自然農では、すべての材料が「自然であること」にこだわり、
食品添加物も化学調味料も保存料も着色料も、すべて無添加の製造を行っています。
なので、無添加表記については、これからも使い続ける予定です。

表記そのものが規制されてしまうであろう商品(飲料など)もあります。
私たちが安心安全な原材料を責任もって保障する
「豊受マーク」を目印として選んでもらえたらうれしいです。

食の安全をどう守るか?については、6/18(土)に開催する
「第14回 日本の農業と食を考えるシンポジウム」にて
各登壇者が、現状と取り組みを詳しく伝えてくれます。
ぜひ会場/オンラインにてご参加ください♪


なお、この問題は、日本消費者連盟、食品表示問題ネットワーク、
超党派「食の安全議連」がなど精力的に取り組んでおられます。
5/30(月)には「食品表示を考える集い」も実施されるそうです。
https://nishoren.net/event-information/17358