インドのモディ首相が国連に提唱したことで、2015年6月21日(日)は、初めての国際ヨガデーとして、全世界で記念のイベントが開催され、何百?万人の人が参加しましたが、モディ首相は、ホメオパシーのファンとしても知られています。
昨年、インドのモディ内閣の下、長年保健省の下、現代西洋医学と同じ省に属していた伝統医学AYUSH 頭文字をとって、A アーユルヴェーダ、Y ヨガ&ナチュロパシー(食事療法)、U ユナニ、S シッタ、H ホメオパシーが、独立後、初めて省に昇格し、大臣まで誕生しました。
http://news.jphma.org/2014/12/ayush-e424.html
この2月のインド・ブータンスクーリングの際、とらこ先生をはじめ、日本ホメオパシー医学協会の皆さんが、AYUSH省をおとずれ、これら5つの伝統医学を束ねるシャルマ長官と会談を持ちました。そして、2月28日、3月1日にニュー・デリーで行われたJPHMA日印ワールドホメオパシー国際カンファレンスでは、AYUSH省のホメオパシー中央評議会のSingh(Drラムジー・シン)長官が開会時の挨拶でこのようなお話もされていました。
「アーユルヴェーダ、ヨガなどを統括するAYUSHが、これまで保健省の下にありましたが新しい省となりました。この省は科学を推進するための省です。そしてホメオパシー推進がモディ首相のスピーチの中にも盛り込まれる予定というニュースも入ってきました。このことは大変強いサポートになります。この日印のカンファレンスでも大きな進歩がみられることでしょう。どうもありがとうございました。」
植民地政策とともに弾圧された近代西洋医学以外の伝統医学、これら自己治癒力を触発する各地の伝統医学はインドから復興していくのかもしれません。そのうち国際ホメオパシーデイというものが、大々的に開催する時代が来るかもしれないですね。
JPHMAのサイトには、インド政府AYUSH省ホメオパシー中央評議会(CCRH)がまとめたホメオパシーが有効であるとするエビデンスリストを含め、ホメオパシーのエビデンスのサイトを含め、リンクがまとめられていますので、ぜひこちらのリンクもご覧ください。
http://news.jphma.org/2015/06/post-7d89.html
・国の第一医学としてホメオパシーを認めるインド政府のホメオパシーに対する見解
http://jphma.org/gakujutsu/201505_jphma_evidence_01.html