イタリア ローマでの「第8回 伝統医学と鍼灸の国際カンファレンス」の2日目の報告

司会はバーバラカウッドさん2日目がスタート 最後に発表を行われました。

昨日は朝雨が降りましたので少し涼しかったですが、ローマは暑いのですぐに上着もとられました。でも日本よりは全然しのぎやすいと思います。

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9時から、イタリアのナクソス・ファーマ社に所属するパオロ・ロンバーディさんによるベルベリン(キハダやオウレン等に含まれるベンジルイソキノリンアルカロイドの1種)については、様々な疾患に伝統的に使われてきた生薬成分ですが、今まで応用されていなかった癌への利用のひらめきがあり、実際に癌の分野へも予防や治療で有効なことを示す研究成果をシェアいただきました。

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韓国:釜山大学校の教授であり、医師免許を持つキュー・ヒュン・パークさんからは、「高麗手鍼灸による金の鍼灸モデルとマイクロ経絡鍼灸モデル」というテーマで、歴史を経て国ごと、様々な流派ややり方、ツボや経絡に位置や意味についても、多種多様な解釈のある鍼を大変有効な形で、シンプルで安価な形で、ツボ、経絡、診断方法、処方など標準化する更に鍼が有効で安価で施術しやすい療法になるという点で大変挑戦的な発表でありました。このような標準化ができれば、半年あれば十分、鍼のプロフェッショナルな技術や知識が習得できる点や、鍼も多くの箇所に打たずに2ケ所程度に打てば、十分に有効な治療が行なえることなど含め大変シンプルな理論でメソッドが成り立っている点など注目に値するものである。また、鍼自体エネルギー療法であるため、遠隔療法や、イメージで自分自身や患者自身でなく模型に行うことでも有効性が確認されていたり、子どもなどに、実際に鍼を皮膚に入れなくてすむ方法など、エネルギー療法ならではの有効な施術法もあることが紹介された。質疑応答のパートでは、世界各国で鍼に関する 言葉などが統一されていない課題について質問が出されたが、パーク教授は、この問題は急ぎ解決していく必要のあるテーマと答えた。また、1/3の地球の人口が貧困にあえぐ中、鍼は、安価に療法を供給できるポテンシャルがある点にも言及された。またパーク教授は終了後、参加者からの要望に応え自ら質疑も行われました。パーク教授の奥様からRAH UK校の都築さんも手の指のツボを押していただき、痛さに驚いており、鍼灸の診断をパーク先生の奥様から聞いていました。今回、様々な鍼灸につき発表や体験がありましたが、日本から参加したホメオパスの方からは、ホメオパシーと合わせ、鍼灸のツボをしっているだけで、かなり役に立つ点があり、子どもの慢性の中耳炎などでもツボへの刺激などでも改善することなど、参加者の中でもツボや鍼灸についても様々な情報を交換するカンファレンスとなりました。

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イタリアのアラッド鍼灸学校(AIA)で鍼灸を教えているフランセスコ・ミニチェリさんは、「筋骨格の痛み治療における耳鍼治療」について発表されました。耳鍼治療の歴史は1950年代からと比較的新しく、耳のツボを鍼の刺激することで、容易に鍼灸治療ができることがメリットです。発表では、ボランティアを募り、腰痛を持っている方への公開施術も行われました。この他、頸部の痛みや膝の痛みなどにも有効な耳鍼治療についてのお話しがありました。

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終了後には、由井学長も施術をしていただきました。

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イタリア ジェノバのAMALで鍼灸やホメオパシーを大学や一般に教えたり、治療を行っている、以前は西洋医学の医師をされていたナトゥア・モハメドさんによる「九鍼理論、診断と療法」をテーマにした発表が行われました。ナトゥアさんは、診断の際には、西洋医学の診断の時とは異なり、より広い、例えば、精神的な背景なども含めて患者さんから聞くそうです。多くの病気を治癒に導くためには、ライフスタイルや栄養の部分を変えたり改善しなければ、治癒することができないことを強調されていました。ZENホメオパシーにも共通するところがあります。今年はナトゥアさんの鍼灸の協会が25周年を迎えるため、記念のコングレスを開催することも合わせて報告がありました、またCHhomスクーリング参加者を含む3名の参加者に、「九鍼理論、診断と療法」の診断と施術」を行いました。「九鍼理論」というと、少しわかりにくいですが、ナトゥアさんの診断法を見ていて、ある参加者のホメオパスは発表後、9つにわけるノウハウとしては一白土星から九紫火星まで9つに分けて占う、自らも少し造詣のある「氣学」と通じるところがあるという参加者の方もあり、今回、詳細な説明まではありませんでしたが、占星術などの考え方を取り入れて伝統医学を行っている先生の発表もありました。

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ハーバリスリトであり、ナチュロパスで大学でも教鞭をとっておられる米国のジェナシス社のラキシャ・ジェンキンス博士は「内在性カンナビノイド系 - ホメオスタシスを誘発する」をテーマに発表されました。麻などに多く含まれるカンナビノイドは現代人には、含まれていますが 心、体の健康には様々な重要な役割を果たしている点などにつき発表を行いました。カンナビノイドの少量投与やホメオパシー的投与などにも言及がありました。カンビノイドが改めて健康には大きなポテンシャルがある物質であることはわかりましたが、戦後日本では麻の栽培や使用には法律的にかなり制限があります。そういった面では、麻の実や茎などからとれる麻のオイルなど、本当に健康いいオイルなのだと、改めてわかりました。また、麻以外にはカンビノイドを含む代表的な植物にはエキネシアなどがあり、カンビノイドを含むエキネシアという日本豊受自然農でも栽培しているハーブは本当に体にいいハーブということも改めてわかりました。

ジェンキンス博士とは、翌日の朝食で由井学長も一緒となり、人間の恒常性(ホメオスタシス)をサポートするカンナビノイドの摂取が減っていることの健康影響へのダメージに対し、今後、何か対策が打てていけばよいですね。

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インドからは、低身長、両眼隔離、両側眼瞼下垂、眼欠損症、前頭隆起、無脳回・脳回肥厚症をなどを特徴とする先天性遺伝の欠陥を伴うBaraitser-winter症候群(BWS)、「BWSの機能におけるホメオパシーの効果」をタイトルに、インドでホメオパシー・クリニックを開き、ホメオパスを行っているDr.バイシャリさんの発表が行われました。まずホメオパシーと言うと、プラシーボと勘違いされる方もおられるので、最初にホメオパシーについて説明し、科学的エビデンスを含め、発表する点に言及され、実際の症例の説明をされました。取り上げられたケースは、現代西洋医学の医療機関からは治らないとされ、見放されてDr.バイシャリのクリニックを訪れたそうですが、ホメオパシーはマヤズムという遺伝に関わる障害の部分を治癒する部分に焦点あてたホメオパシー診断を行い、母親が妊娠時に財産が相続できなくなった絶望などが妊娠初期に影響したことなども考慮し、ライコポディアムとナックスボニカのレメディーの処方で、顔の変形、言葉、歩行ができるようになり停留睾丸も改善し、小学校には健常児としてBWSであったことも学校に伝えていなくても通えるようになったケースを紹介されました。ビデオ等の記録・上映というのはホメオパスが学会発表する場合には大事だとも感じましたし、ホメオパシーには、難病の分野でミラクルを起すポテンシャルのあるエネルギー療法である点をあらためて認識させられるケースでした。

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また日本からの学会参加者には、コンファレンスを主催したALLIED ACADEMIESから参加賞のサーティフィケーイトが贈呈され、松尾敬子JPHMA会長が代表して授与を受け、日本からの参加者を代表して挨拶。前日に発表した由井寅子名誉会長の団体で、ZENホメオパシーに取り組むホメオパスと学生のグループ40名で参加させていただき、伝統医学や鍼灸の皆様からも多くを学ばせていただいた御礼を述べると、海外の参加者からも大きな拍手が送られました。

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インドでホメオパシー治療を行っているホメオパスのジャシム・アジヴェィカカトゥ・サリムさんは、Cassia sophera(オオバノセンナ)- 発掘されたポリクレスト(=一般的によくつかわれる大変有効なレメディー)ということで、プルービングなどで検証されたCassia sopheraのマテリアメディアや使用法について、発表がされました。サリム氏は親戚を含めて、一族でホメオパシーに関わっているホメオパシー家族だそうです。クラシカルの処方にはこだわらず、プロトコル(症状別の処方)なども使用しているホメオパスですが、説明を聞いていると、かなりな症状に有効であり、インド発祥のレメディーにはなるが、この学会をきっかけにCassia sophera(オオバノセンナ)のレメディーやMTが日本でも使われる様な時代がくるかもしれなませんね。

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質疑応答では、インドの先程プレゼンを行ったインドのホメオパスDr.バイシャリさんから、ハーブでも使われ、この植物は糖尿病にも素晴らしい効果があることを100名程度臨床に使ってみて、体験として理解しているというコメントもありました。ハーブ、マザーティンクチャーとしても有効な植物かもしれないと思えました。


エストニア人のアエト・シラステさんから、本日はアーユルヴェーダのオイルまで使うとベタベタになってしまうので、オイルを使わずに、アーユルヴェーダ・ヘッドマッサージの実習を会場全員で行いました。まずボランティアの希望者に前に出てきていただきシラステさんが見本のヘッドマッサージ。続いて皆さんで隣の方などとも共同してアーユルヴェーダのヘッドマッサージを体験されていました。

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最後に司会をされていた南アフリカ出身でジンバブエで自然療法をされているBarbara Cawoodさんは別の衣装と髪型に変えられ登壇。自らのヒーリング関連のシェアの発表がありました。最初にいきなり象の鳴き声が会場に響き、自らも関わっている象の群れがいかに賢い生き物なのかなどのお話しや、伝統医学や自然療法を行なおうとしても、患者さん自身が、不自然な食べ物や栄養不足、また不自然な医療、インナーチャイルドなど間違った考え方やライフスタイルなどに気づかず病気になってくるので、伝統医学や自然療法を始める前に、食や栄養、ライフスタイル、考え方などを変えてもらう必要があることなどにも言及されていました。このようなオーガニックでない不自然な農業、不自然な医療を続けていると人類は滅亡するということまでにも言及する発表となりました。

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最後はポスター発表セッション 今回はチュニジアの方などポスター掲示による発表が行われました。

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ALLIED ACADEMYは国際学会開催、学術ジャーナル発行などでは有名な主催で、今回の由井学長の基調講演も学術誌に掲載されるかもしれません。また大変偶然なのですが、第9回 伝統医学と鍼灸の国際カンファレンスは2019年5月20日、21日大阪での開催がアナウンスされました。インドはもちろん、世界のホメオパシーを含む伝統医学の研究者の方々、また鍼灸の方々とも学術交流を行っていくことも、大変意味のあることではないかと感じました

その他の当日のカンファレンスの様子

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同時通訳 2日間ありがとうございました

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いろんな方がブースにも見えられました

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【スクーリング参加者の感想】

●2日間のローマでのカンファレンス、ありがとうございました。いつも感じることですが、海外の方のプレゼンを見れば見るほど、いかに寅子先生のプレゼンが素晴らしいものであるかがわかります。話している内容は、包括的で、深く、治療の真髄を伝えているものですし、映像がデータも多様し、視覚に訴え、とてもわかりやすいですし、規定の時間内でいかに有効に大事なことを伝えるか計算しつくされていて、他の方とは桁違いですごいと思います。新しい映像(会社の紹介)などもとてもかっこ良かったです。周りでサポートされている方々にも敬意を表します!

●伝統医学と鍼灸におけるカンファレンスということで、鍼灸を音(音楽?)やカラーとコンビネーションにした療法を含め、鍼灸に限らず色々な研究や療法のプレゼンテーションを興味深く聞くことができた。この2日間を通して強く感じたことは、ホメオパシーにはクライアントを改善に導く解決策が具体的に確立されているということだ。そして、中でも由井学長の講演は、その改善例を、具体的な処方と共に実際のセッションの様子や改善の様子がわかる映像を盛り込んでいて、非常にすばらしくインパクトも強いということで群を抜いていたと思う。また、JPHMA、CHhom、日本豊受自然農の紹介ビデオもよかった。特に英語のナレーションが入っていて、コンパクトにまあとまったものがとてもわかりやすく、こういう国際会議では効果的だと思った。最後に、2日間休みなく同時通訳をおしてくださったお二方に感謝いたします。本当に大変な集中力と作業だったと思います。お疲れさまでした。そして運営に関わったスタッフの皆様、2日間ありがとうございます。

●・Koreaプサン大学の先生の話が興味深かった。針を人形にさして遠隔治療するというのは、日本でワラ人形で五寸釘をさして呪い殺すという世界と似ていると思った。またミラーニューロンとも関係がありそうである。・イタリアのハリの校長先生のNatour Mohammmadさんの説明では実際に腰痛のある人を会場からモデルとして出てもらった場面があった。この会場は世界中から著名な人が参加している。是非由井先生も会場で簡単なセッションをして、レメディを処方して見せるとその方を通じての口コミが広がりを見せると感じた。耳にハリを打ってもらった女性はその後、いろいろな人から腰痛には効いたかを聞かれていた。「あんまり変わらない」と言っていた。アニカクリーム(イギリスの薬局で買った)をあげたいと思った。

●鍼灸の話が多くありましたが、大変興味深く聴きました。中毒という疾患に使うとか、耳ツボが全身の健康に良い刺激を与えること、特にKyuHyun先生の人形に針をすることで治療を促す発表には驚きまっした。結局気とかエネルギーは目に見えないが、空間の分子を伝ってつながっているからこそ、直接刺激でなくても治療が可能であるということがわかりました。また陰陽五行を理解することは人間が宇宙的な視野で健康を維持する点で重要だと思いました。ホメオパシーのエネルギー療法につながる多くの発表に来てよかったと感激しました。

●Park先生のレクチャーは印象的でした。遠隔治療はできるということをようやく最近になって実感し始めているので、針の世界でもそうであることに、とても驚くとともに、宇宙の不思議に感動しています。(ちなみに私は、我が家のかわいいおじいちゃんプードルにリコネクションの遠隔ヒーリングを試みています。レメディも留守家族に託してきています。)こちらでのスクーリングを実り多いものとおして無事帰国して再会したときに元気になってくれていることを信じて。。。今日のプレゼンで感じたことは、やはり存在はトータルなものである、ということです。宇宙の一部であり、宇宙そおのものである、ということ。なかなかその境地を生きるのはむずかしいですが。。。

●Dr. KyuHyun Park、最後のバーバラさんの発表が大変興味深かったです。Dr. Parkの話の中にあったシスティーナ礼拝堂にあるミケランジェロの「アダムの想像」画が中枢神経系に似ているという指摘があること、針治療で直接体に針を打たず人形に施術する器官念波療法も非常に興味深かったです。Barbaraさんのおっしゃる「今の子供は親より長生きできない」という言葉はショッキングでしたが、確かに今の西洋医学→伝統(自然)療法の流れでは体がもたないというのはうなずけます。伝統(自然)療法→西洋医学という流れに変えていける力のひとつになれたらうれしいです。

●鍼灸の遠隔治療ができるのや、ホメオパシーの各国のDrの発表が興味深く、楽しめました。いずれもこれからの未来に夢をもてるもので、励まされました。

●鍼治療による陰陽五行の考え方、血流とエネルギーの関係性、ホメオパシーによる難病の改善、現在の状態・症状をしっかりみながら、過去に戻り振り返る・・・等々。世界で実践されている多くの発表を聞くことができ希望を感じた。現代社会の医療を正しい方向に世界に向けて発信していく一員になりたいと思いました。

●2日間皆様大変お疲れさまです。世界中からきた専門家のお話を聞くことができてとても良かったです。本日最後のBarbara先生のお話とても興味深い内容でした。またこの先生のお話聞けるチャンスがあったら嬉しいです。スタッフの皆様に感謝します。これからのスケジュール楽しみにしています。ありがとうございます

●今日のホメオパシーの発表素晴らしかったです。昨日のとらこ先生の発表素晴らしかったです。映像もわかりやすかったです。他の方の発表を理解するのが大変でした。。。ありがとうございました。

●伝統医療学会で、色々な方々が集まり色々なやり方をこのように発表しあうのは、お互いを理解するのにとてもよかったと思います。それぞれのお国柄、方法を学びあうのはとても大切な事だと思います。新しい出会いをありがとうございました。スタッフの皆様もご苦労様でした。

●ホメオパシーの発表で、Nux-vとLycだけで植物状態だった子供が歩けるようになって学校へ通っているというケースが特に素晴らしいと思いました。

●今回は海外のホメオパシーの発表もありましたが、残念ながらあまり理解できず。。。日本で学んでよかったと思います(笑)。ヘッドマッサージの実技はストレッチになって助かりました。

●ホメオパシーだけでなく、いろんな伝統両方があり、おもしろく聞けた。鍼治療も様々な考え方ややり方があり、統一されたものはなく、各々個々自分にあったやり方でやっている?クラシカル Lyc Nux-vだけで治るのも、その国のあり方で治る? まず日本では無理。総合能力のある頭の柔らかな人達がこれを引き継いで、一緒に広めていく必要があると思いました。

●各国の様々な伝統医療の発表が聞けて大変勉強になった。特に南アフリカのバーバラ先生の発表は、危機感があり、今、私たちが変わらないと、このままでは人類は100~300年後には滅亡するということになるそうなので、マスプリベーションという考え方をしていきましょうということだった。とらこ先生のいつも言われている体と心と魂からの治療が必要だとつくづく思いました。

●韓国のパーク氏の話しの中でアメリカにいる人にハンドモデルに針を打っても効く話しには興味を持ちました。ハンドモデルに針を打って、なぜその人に効くのか知りたいと思った。耳に針を打って2週間でも3週間も打ったままにしておいても良いことに驚きました。

●世界の鍼 見聞きできてよかったです。遠隔の鍼治療 はじめてききました。

●それぞれ日本語でききたいくらい興味深い内容でした。(一部とても難解でしたが)ハリの直接うたない方法とか、エネルギーの話はとても気になる内容でした。体のケアの発表をされた方の話、最後に西洋医学の手術などを持ってくるべき、というのは共感しました。

●イタリア伝統医療カンファレンス、2日目でした。世界各国からのプロフェッショナルなリーダー達が語った内容は、バラエティーに富んでおり、現代西洋医学的常識をはるかに越えた素晴らしいものでした。その中でもホメオパシーの存在、効用は目をみはるものであり、群を抜いたものだったと思います。世界的な視点で、様々な代替医療を学べる機械を頂けたことに対して、感謝します。

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学会終了後は、スクーリング参加者一行はローマにあるハーネマン博物館へ向かうために、バスに乗り込みました。(つづく)